もう一つは、大阪でTVのニュースでも取り上げられた〝ど根性スイカ〟の件。
御堂筋の中央分離帯でこれを見つけた人はだれかが捨てたと思ったんじゃないかな。
私なら爆弾かと身構えちゃう。
西瓜というのは、七夕のお供えであったり、黒人差別の比喩に利用されたり、いろいろあるみたいですが、今回の件は何かほかのメッセージがあるんじゃないかと。
この〝ど根性スイカ〟は大阪市役所で一日保管したあと咲くやこの花館へ。
ちなみに、この「咲くやこの花館」の名前の由来は
作者は王仁(ワニ)という応神天皇の時代に渡来した百済人だそうです。
この時代ですよね、秦氏が渡来したのも。
https://tankanokoto.com/2020/11/naiwaduni.html
「浪速区」とUSJの「此花区」がこの歌にちなんで名付けられたとは知らなかったな。
咲くやこの花と聞いてまず思い浮かぶのはコノハナサクヤヒメ。関連して富士山。
ご存じの方も多いので詳しくは述べませんが、天孫降臨のニニギノミコトに見初められた美しい女性で、火の中で3人の子を産み、そのうちの一人ホデリの孫が神武天皇というわけですね。
父の大山祇はイワナガヒメも一緒に嫁がせようとしたが、ニニギノミコトは醜いからという理由で追い返した。ひとりぼっちのイワナガヒメ。
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「娘を2人とも差し上げたのは、あなた様の子孫が岩のように永遠で、花の咲くように繁栄するよう願ってのことだった。
イワナガヒメを拒絶したあなたの命は、花のように短くなるだろう」※このときから、ニニギの子孫は、神様の子孫でありながら寿命を持つようになったと伝わります。
つまり、天皇の命も限りあるものになってしまった。
ニニギノミコトの選り好みとイワナガヒメの呪いのせいでその命が花のように儚いものになってしまった……。
もう一つ、大国主神(出雲)のほうにもこんな悲恋話がありまして、説明を省くのでこれを読んでください。↓
天上の神に反逆したために返し矢に当たって死ぬ物語は『創世記』(旧約聖書の一書)の登場人物・ニムロドにまつわる伝承と似ており、この説話がインド・中国・東南アジアを経て、日本に伝わったと考えられている[1]。
出た、ニムロド。
まとめますと、今、性加害がやたらと取り沙汰されるのは、男が色恋や欲情に溺れて我を忘れるとろくなことがないよという戒めと、このあとに控える大きなイベントの前哨戦としての意味合いがあるんじゃないかと。
そして、大国主神の娘である下照姫(シタテルヒメ)を祀っているのが売布神社。
これでようやく宝塚市とつながりました!