目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

1月期のTBSドラマは「A LIFE~愛しき人~」

はるか昔、東京へ向かう飛行機の中でトシちゃん(田原俊彦)を見かけたことがある。

正確な年月日も忘れたし、そのころ結婚していたのか、事務所を独立していたのか、その辺も定かではないけど、すでに人気がピークアウトしていたことだけは確か。

羽田に着いて、ほとんどのお客さんが降りたのに、トシちゃんは深く帽子をかぶり、サングラスをかけて、席にじっと座ったまま。

そして、だれにも気づかれないよう最後のほうに降りていった。

トシちゃんの後ろ姿を見ながら、友人が「トシちゃん、意識しすぎ。もうだれも関心を持ってないのにね」と言ったので、私も「うん、なんか空しいね」と答えて、2人でクスクス笑ったのである。

 

私がこのブログでメディア報道のさまざまな矛盾点を必死で訴えてきたのも、SMAP愛だけが原動力ではなく、あのときの贖罪にも似た気持ちがそうさせているんじゃないかと思うことがある。

ごめんね、トシちゃん。

当時は干された理由を知らなかったから。

自分が興味を持っているものでなければ、マスコミが流す情報を鵜呑みにしてしまうのは私も例外ではないもの。

もう一つ、芸能界のことですらこのありさまだから、私たちの生活や生命に直結する大事な問題もマスコミはちゃんと伝えてくれているんだろうか、どこまで印象操作や情報統制をしているのだろうかと、そのこともすごく気になる。

 

まあ、そんなこんなで、SMAP解散まで残り50日となった本日、木村くんのドラマが正式に発表されました。

日曜劇場『A LIFE〜愛しき人〜』|TBSテレビ

演出の平川雄一朗さんといえば、「MR.BRAIN」以外に、「JIN-仁」「とんび」「天皇の料理番」を担当した方。

私、3つとも大好きで毎回欠かさず見てたわ。

企画は植田P。

脚本は、草彅剛の僕シリーズでおなじみの橋部敦子さん。

おそらくテーマ性のある味わい深いドラマになるんじゃないかな。

時間をかけて練りに練った企画だと思うので、正面切って勝負できる作品になるような気がする。

東スポや文春でわざわざ慎吾をサゲなくても、胸を張って堂々としていればいいのに。

慎吾のネタを流すなら、せめて別の機会にしてほしかった。

これをライバル事務所が仕掛けているならともかく、身内が…と思うと実に情けない。

トシちゃんのときから何も変わっていないんだなと思う。

 

そして、プロデューサーは瀬戸口克陽さん。

「GOOD LUCK‼」「砂の器」「Mの悲劇」「花より男子」「Around40~注文の多いオンナたち~」「99.9-刑事専門弁護士」を手掛けた方。

自民党小渕優子さんのご主人。

私、小渕優子さんのことは応援していたんだけどなぁ…。

例のお金の問題で番頭さんが全責任を取ったとき、「どんなことをしても姫は守られるんですよ」と言っていた解説員がいたっけ。

今回の東スポや文春の慎吾サゲ記事も、番頭さんが守りたかったのは木村くんじゃなくて姫なんじゃないかと、そんな気さえしてくる。

 

選挙期間中は聞くに堪えない罵詈雑言を吐いていたトランプが勝利会見で礼儀正しく品位のある演説をしただけで、前日に900円下がった日経平均が翌日には1,000円を超す暴騰ですよ。

実に巧みな戦略。

どうせ仕掛けるなら、そのぐらいのサプライズを用意してほしいものだわ。

手のうちが透けて見える昭和のやり方がどこまで通用するのか知らないけど、お手並み拝見ということで、私はしばらく隠れ家に引きこもろうと思います。

皆さま、しばらくご機嫌よう。