阪神のオープン戦最下位が決定。
安定して強いわけでもないのに観客動員数1位のその人気の秘密は、多くの人がなかなか思うようにいかない自分の人生と重ね合わせているからじゃないかと。
その分析、合っているかも。
長い人生、うまくいかないことのほうが多いですから。
夢は叶わないから夢なのであって、叶わないからといって自分の努力不足を責める必要はないのです。
それでも誰にだって一度や二度はキラキラ輝いている時期があるでしょう。
それ以外の大半は無味乾燥な毎日であったとしても。
なので、阪神は勝ち続けなくてもいいんです。
あまりに強くなったらファンが減る。😊
きのうもBSで「男はつらいよ」(47作目)を見ました。
このころの渥美清は肝臓のガンが肺に転移し無理を押しての出演だったため、作品全体に何となくもの悲しい雰囲気が漂っています。
津川雅彦さんは山田洋次監督の作品を左翼映画だと批判的でしたが、確かに監督のスタンスはそうでしょうけど、下町の庶民の日常を描くと左翼なのか、そしたらどういうのが右翼映画なのか?と思いながら毎回見てました。
◆寅さんの心にしみる言葉 (39作目)◆
満男 「人間は何のために生きてんのかな?」
寅 「うーん、何て言うかな。ほら、ああ、生まれてきてよかったなって思うことが何べんかあるじゃない、ね。そのために人間生きてんじゃねえのか」
では、今週もしぶとく生きてまいりましょう。