目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

自衛隊派遣の規模は適正なのか

 

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熊本地震の場合はそもそも震源地があそこですから、単純に比較はできないと思いますが、西日本を襲った2018年7月豪雨のときも「なぜさっさと自衛隊を派遣しない?」という声が上がっていて、やっと派遣されたのが2000人じゃなかったかな。

能登地震は最終的に西日本豪雨の被害(死者・負傷者・倒壊家屋など)を上回りそうですが、被害規模からいってもあの豪雨は相当なものでした。

多くの住民が屋根に上り必死で救助を待っていたころ、首相をはじめ一部の閣僚は宴会の真っ最中。西村さんがうっかりSNSに上げて露呈したけど、たしか岸田さんも上川さんも居ましたよね。翌日になって被害の程度がわかってきてもテレビは特番を組まずテロップしか流れない。日テレでは嵐の櫻井君が司会を務める歌番組の生放送をやっていて、ジャニーズが総出で盛り上げていました。地震と豪雨では扱いがずいぶん違うんだなと思って、むしょうに腹が立ってしかたがなかった。

日本の空が、日本の陸が、日本の海が日本のものではないこの国で首相の権限などたかがしれているとは思いますが、それでも情けない。

今回は余震が尋常じゃないので、原発の事故を警戒したのかもしれないけど、避難している人たちの置かれている状況が今までの中で最悪な気がする。テレビは比較的恵まれている避難所しか取り上げない。新聞のほうがまだマシ。

阪神大震災で私の祖父母の家も全壊したのでわかるんですが、避難セットや防災グッズや食料や水をちゃんと準備していても取り出すことすらできません。

国も自治体も当てにならないとなると、できるだけ頑丈な建物の中に住民同士で持ち寄ったものを普段から備蓄しておくしかないのかな。