「遠くの戦争は買い」という米国の市場関係者の間で伝えられた相場格言がある。自らのサプライチェーンが傷付かなければ、戦時の混乱で供給できなくなった製品に代替需要が発生し、市場に食い込む機会になるといった見方だ。ただ日本株の動きは不安定で、必ずしも格言通りの動きとはいいがたい。
ロシアが攻め込んだウクライナと、日本との距離が見えづらい。ウクライナは地理的に遠くだが、ロシアは日本の隣国だ。それに日本もロシアに対する制裁に加わった。日本の経産省は企業に対してサイバー攻撃のリスクが高まったと注意喚起していた。サイバー攻撃に距離は無関係だ。
旭化成グループの火薬工場も謎の爆発。
20億円寄付して、元自衛官70人が志願して、東京都庁をウクライナ色に染めて…はよろしいけど、報復に対する備えはあるのかな。
不安しかないけど。