目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

そろそろ我慢の限界?

つい先ほどの話ですが、交差点で信号待ちをしていると、60代とおぼしき女性2人連れがやってきて、何やら話し始めました。

そのうちの1人の声が大きかったもんで、聞くともなしに会話が耳に入ってたんですが、「どこも出かけられへん。百貨店にも行かれへん。電車にも乗られへん、怖くて。何をしてもせがない(=甲斐がない)。もうごはん作るのもイヤや!」とまくし立て、もう1人の女性が「大変やなぁ」と慰めていました。

冗談じゃなくて、相当ストレスがたまっている様子。イライラして今にも爆発しそうな感じでした。

 

話から察するに、ふだん家にいないはずのご主人かお子さんが在宅で食事の支度だけでも大変なところへ、息抜きしようにもどこにも出かけられないってことでしょうか。

出かけられないことが不満というより、過度な緊張状態が続くことに疲れてきたような、そんな印象を受けました。

現に「怖くて」と言ってましたから。

この世代はテレビをよく見るし、おそらくこの1ヶ月間、言いつけをきっちり守って巣ごもりしてきたんだと思います。

あの横浜のクルーズ船で「部屋に閉じこもっても感染する」ことを学んだ人は、人混みをうまく避けながら、1日1回は日光浴をかねてウォーキング等しているはず。それだけでもストレスの軽減効果はあるでしょう。

まずはテレビを消すところから始めないとね。

テレビの情報のみに頼った真面目な人ほど今ものすごいストレスを抱えているんじゃないかな。

この不満や苛立ちが強いものへ向かわず、立場の弱い人たちがそのはけ口にされやしないかと、その点がちょっと気かがりです。