きょうは冬至。
寒さはこれからが本番ですが、少しずつでも日が長くなっていくと思うと、心が和みます。
カボチャを食べて、ゆず湯に浸かって温まろう。
昔の人は偉いな。
現代人に必要なのは知識より知恵だなとつくづく思う今日このごろ。
この前、病院の待合室でお年寄りが話してたの。
テレビの健康番組も飽きたねって。
同じことの繰り返し。青魚や玄米や納豆が良いのは昔からずっと言われているのに、何を今さら……って。
さすが老賢者。
ネットでも次から次へと新しい健康情報が発信されて全然追いつかないんですが、その人の体質や症状によって合うもの合わないものがあると思うので、すぐに飛びつかないほうがいいかも。
今ちょうど親の介護中で、持病を悪化させないための工夫、たとえば薬の副作用を和らげる方法や腸内環境を整えて免疫力を高める方法を模索中なんですが、実践を通していろいろ気づくことはあります。
たとえば、ウコンが肝臓に良いのはよく知られていますが、中でも春ウコンが万病に効くと。
それはそうなんだろうと思いますが、秋ウコンは鉄分を、春ウコンはカリウムを多く含むので、大量に摂取すると、病状によっては悪化したり、服用している薬に悪さをしてしまう場合があって、注意が必要。
料理に使う程度なら問題ないと思いますが、素人判断は禁物です。
うちの親に限っては、カボチャやサツマイモをしょっちゅう食べても、血糖値に影響はないですね。
糖尿病はやっぱり炭水化物かな。
炭水化物が悪いのではなくて、摂りすぎ、つまり他の栄養とのアンバランスが問題。
亜鉛とタンパク質の欠乏が糖尿病の主な原因だと聞いて、2日に一度ぐらいの割合で牡蠣を食べさせたら、ずいぶん安定しました。
あと、キャベツやタマネギもよく効きます。
やっぱり肝臓なんですよね。
シジミや野菜たっぷりの味噌汁は肝臓にも腸にも優しい。
どんな栄養のあるものでも食べ過ぎはダメ。
内臓をできるだけ休ませてあげないと。
大事なのは、バランスよく食べること、そして、腹八分。
結局は昔から言われていることです。