目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

安楽死を選ぶ人が多い国は?

朝から「死」をテーマに記事を書くのもなんですが、前回の続きです。

去年の記事ですが、

forbesjapan.com

 

安楽死は、医師が処方した薬を患者が自ら服用する「自殺ほう助」と、医師が薬物を直接投与する「積極的安楽死に分けて考えられている。

 

米国の多くの州で認められているのは、自殺ほう助による安楽死だ。ニュージャージー、ハワイ、メイン、ニューメキシコの4州が2018年から2021年にかけて合法化したことを受け、この方法による死を選ぶ人は、大幅に増加している(これ以前には、コロラド、カリフォルニアの両州が2016年に自殺ほう助による死を合法化している)。

積極的安楽死を合法としているのは、カナダのほかベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、コロンビア、スペイン、ニュージーランド。オーストラリアでも、年内に合法化される予定となっている。

スイスでは、積極的安楽死ではなく医師による自殺ほう助が認められている。ジャーナル「アナルズ・オブ・パリアティブ・メディスン」によると、同国では(最新のデータが入手可能な)2019年、1196人がこの方法で死を迎えた。

そのほかオーストリアでも昨年、自殺ほう助を認める法律が導入された。ドイツやイタリアでもここ数年の間に、裁判所がそれまでの判断を覆し、自殺ほう助を認めている。

 

安楽死を希望する人はスイスに行くしかないと思ってましたが、ずいぶんと多くの国で合法化されているんですね。韓国もわりと最近法整備しましたよね。

しかし、この集計を見ると、

2021年に安楽死した人が多かった国


国 2021年 2018年
カナダ 10064人 4480人
オランダ 7666人 6126人
ベルギー 2699人 2357人
米国(一部の州*) 1300人以上 850人以上

 

うわっ、わかりやすい結果だこと。😂

真摯に向き合い丁寧な議論が必要ですね。

 

<前回記事>

gomami.hatenablog.com