少し前の記事ですが、なかなか興味深かったです。
昔の知り合いでバツイチ男性が2人いるんですが、どちらも妻からある日突然離婚したいと言われ寝耳に水だったと。なぜもっと早く言ってくれなかったのか、改善の余地はあったのにと口をそろえてのたまう。
それまで散々好き放題やってきたことを知っているので、妻から何度もサインは出ていたと思うんですが、一向に気づかなかったようです。
そして、その間、妻は離婚に向けての準備を着々と進めていた。
以前読んだ短編小説にもこんな話がありました。
ある日、妻は夫に若い愛人がいることに気づく。どうやら今度は本気らしい。夫は自分と離婚したがっている。妻は関係を修復することはあきらめて、夫から告げられる前に自立して生活できるよう準備を始めた。ただし、夫にはそんなそぶりも見せず、今まで以上に尽くした。夫の喜ぶ料理を毎日そろえ、足の爪を切ってやり、靴下も履かせた。夫が自分一人では何もできなくなったころ、妻は夫に離婚を切り出した。そして、愛人に向かって心の中でつぶやく。こんな面倒な男でよかったらどうぞ。
妻が口うるさく言ってくる間はだいじょうぶ。
ここを改善してほしいという期待がまだある。
喧嘩するのは相手に関心がある証拠。
だってパワーが要るもの。
小言も何も言わなくなったときが危ない。