目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

人の行く裏に道あり花の山

予約が入っていたので歯医者さんに行ったら、入り口のところに張り紙がしてあって、発熱や咳などの症状のある方は保健所へ連絡してください云々と書かれていました。

……どこかの国の首相は、云々(うんぬん)を「でんでん」と読んだんだっけ。

親切丁寧な文言ですが、要は熱や咳があったら中へ入るなと。

10日前にはなかったアルコール消毒液も置いてあったし、新規の患者さんが来ないのか、次の予約も希望どおりに取れました。

ちょっとひと安心。

世の中全体的に危機感が薄くてみんなが油断しているときは、細心の注意を払って悲観的に準備を進め、今のようにみんなが警戒をして対策を講じ始めると、少し気分をほぐしてリラックス。そして、危機が去って、世の中が平和になると、次のリスクに備えてまた悲観的に準備を始める。

個人でできる危機管理は、人の行く裏に道あり花の山 が鉄則ですね。

 

2~3年前から親しい友人には「今は戦時下のようなものだ」と言ってきました。

そのときはピンと来なかったみたいですが、さすがに最近は自分たちでいろいろ調べているようです。

この前会ったときも「ツイッターとかで情報をとっている人と一般世間との落差って大きいよね。みんな脳天気。日本人は鈍いのかなぁ」なんて言ってました。

当然、ツイッターもユーチューブも支配者のコントロール下にありますが、瞬時に上がってくる情報は貴重ですよね。消される前に見ておきたいと思うから、四六時中チェックすることになりますが。

実際はこうなのよという話をしても、みんながみんな興味を持つわけではなく、あからさまに否定はしないけど、聞かなかったことにするというのが多いように思います。

結局、自分で関心を持って調べることが大事なんであって、人に言われて、ああ、そうですかとはならないから、誰彼なく突っ込んだ話はしません。しても無駄です。

脳天気に暮らすほうがいいのか、ショックな現実を知ったほうがいいのか、どちらがいいとは一概に言えませんが、中国で新型肺炎が流行り出したその時期にもし親がクルーズ船で香港あたりを旅するといえば、私なら体を張って止めたでしょうね。