週刊現代 最新号
週刊ポスト 最新号
健康食品のムック本かと見間違うほどの大きな見出し。
もはや血祭り状態です。
「悪玉コレステロールが下がる」「血糖値が下がる」など商品のパッケージに機能性(効果)を表示できるようになったのは安倍政権の規制緩和によるもの。
が、しかし、健康食品にしろ普通の食品にしろ長年にわたって摂取すれば良くも悪くも影響が出てくるのは当たり前。
この週刊誌のおかげで、「あっ、蕁麻疹がなかなか治らないのはもしかして飲んでいるサプリのせいかな」「この前、はじめて胃けいれんを起こしたのはあのサプリのせいかも」とにわかに疑い始める人が増えることでしょう。
でも、でも、考えてみてください。そのサプリを10年間飲み続けて今まで大丈夫だったのに、ここ2年ぐらいの間におかしな症状が出てきたのなら、それはサプリのせいではないのでは?
少し前に同級生と話す機会があって、うち3名は2年前ぐらいから健康診断で引っかかるようになったらしいんです。
血糖値の上昇、目の疾患、胃腸系のトラブル等ですが、「年を取るってイヤね」で済ませちゃうんですよ。年齢的にめずらしいことではないから。
「そうじゃないでしょう。ほかに思い当たることはない?」と聞きたいのはやまやまなんですが、どこのお家にも一人ぐらい医療従事者がいるので余計な口を挟めない。
悶々としています。