目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

男の世界、女の世界

フィギュアのグランプリーファイナル。ベテラン・若手ともに日本勢が大健闘ですが、ロシアが出てないと物足りないなぁ。選手自体がそう感じていると思う。

今回の会場は北京でしたが、日本のフィギュアスケートの会場はほぼ女性の観客で埋め尽くされ、男性がいても家族や関係者がほとんど。

かつてはオジサンの娯楽であったプロ野球のスタジアムにはアイメイクばっちりの巻き髪女子の姿が目立つようになり、キャーキャーと黄色い歓声が飛ぶことが日常の光景となりました。それはサッカーやラグビーや競馬も同じこと。行ったことがないから知らないけど、競輪やボートにも女子が押し寄せているのかしら。さすがにそれはないか。

その昔、阪神競馬場に連れてってもらったことがあって、馬が最終コーナーに差しかかったときのオジサンたちのゴォーーーッという地鳴りのような歓声に妙に感動したことがありました。お金がかかっているからそりゃあ真剣です。そのあと、何年かして行ったら、オグリキャップ武豊フィーバーで女性ファンが増えて黄色い歓声が飛び交うようになっていた。ちょっと寂しかったな。

男は外で働き女は家を守る時代には娯楽も男性中心だったので、働く女性たちが憂さを晴らす場所が少なかった。それと消費力を上げするなら女性の財布のヒモを緩めるのがいちばん。なので、メディアの煽りもあり、かつては男性の聖域であった場所に女性がどんどん進出していくことになったわけですが、それでも今なお人気のパンケーキ屋などで男性のみの客を見かけることはめったにない。居酒屋が女性客でごった返すことはあっても、スイーツのお店に男性客のそれはない。甘党の男性もいるだろうに。

そう考えると、男性は今までどおり何も変わっていないんだと思う。

男だけの世界、男だけの空間もイイものだと思うんだけど、男の人はどう感じているのかな。女性がいたほうが華やいで楽しいのかな。

うちの近所でもアバヤとニカブで全身黒ずくめの女性が歩いているすぐそばを太もも丸出しのミニスカJKが自転車で走り抜けていくのを見かけることがあるんですが、敬虔なイスラム教徒の女性の目にはどう映っているのだろう。もしかして私らはプロテスタントの術中に嵌められているのかしら。