目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

あのころ味わった無力感

 

140円台で外貨預金やドル建ての投信を購入した人は涙目やね。

テレビでけっこう煽ってたから。ひ○ゆきも。

あなたの資産が長らく塩漬けになっても金融機関は何も困らない。

投信なら毎日信託報酬が入ってくるし。

小泉政権のころかな、2005年あたりがピークだったと思うけど、証券代行業務を担うことになった銀行が高齢者にろくな説明もせずリスクの高い投信や変動型の保険を売っていたことがリーマンショックを機に表面化して問題になった。

最近問題になったかんぽの押し売りと似たようなもの。

そのころ、銀行はもう昔の草食系ではなく肉食系だから気をつけるようにと親に散々注意したけど馬耳東風でしたね。

重い鞄を抱えて毎月積立預金の集金に回っていたころの誠実そうな銀行員のイメージから脱却できず、ドル円が125円のピークを打ったころに勧められた外資の年金型保険を購入して何の利益も出ないまま解約もできず20年近くになるんじゃないかな。

息子と似たような年齢の営業マンに情をかけてしまったのかもしれないけど。

振り込め詐欺はこの辺の心理を上手くついているなと思う。

実の娘の言うことよりアカの他人の言うことを信じるのか〜とあのとき味わった無力感を今回の💉でまた再現することになろうとは思いもしませんでした。

これが調教というんでしょうかね。恐るべし。