目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

阪急電車への一礼やめます~宝塚音楽学校

 

最初に断っておくと、はるか昔、親戚のおじさんが宝塚歌劇団のスタッフをしていたこともあって、私も小さいころから親に連れられてよく劇場に通っていました。

子どもとしては、観劇後の宝塚ファミリーランドがいちばんの楽しみなんですけど。

今は無きファミリーランド。

電鉄系の遊園地、懐かしいなぁ。

で、そのおじさんが亡くなったとき、多くのタカラジェンヌが葬儀に参列していたと母から聞いたことがあります。

鳳八千代とか、そういう時代w

いや、それよりもっと前から勤めている。

戦争の影はあっても、何某の影も形もないころ。

私もベルばらブームが過ぎ去ったころには、好きな男の子に夢中になり、自然と足が遠のきましたが、それでも常に身近にあるのがタカラヅカという存在。

 

それで、上の記事ですが、要約すれば、時代にそぐわない不文律をやめたらしい。

「遠くにいる本科生へは大声であいさつし、先輩が乗っているかもしれない阪急電車にもあいさつする

笑いごとじゃなくて、私もそれに似た光景に出くわしたことがあるんだわ。

何の用事だったか忘れたけど、くたくたに疲れて、宝塚駅(終点および始発)のホームで電車を待っていたら、やっと到着。

すぐに乗り込んで座りたかったのに、車内を見たら、宝塚音楽学校の制服を着た生徒さんが大勢いて、まるで通せんぼをするかのように、ドアのところに立ちはだかる。

どこかでイベントがあったみたいで、私服姿の先輩の姿もちらほら。

どうやら、この先輩が先に降りるまで自分たちは下車できないようで、車内をくまなくチェックしてから、ようやく全員が降りていった。

待たされている私たち乗客に一瞥することもなく。

背が高くて姿勢がいいから、これがね、偉そうに見えるのよ。

電車に一礼する前に、ご迷惑をおかけしている一般客に一礼せんかい!!

本末転倒も甚だしいと私の怒りは沸点に達したため、帰宅したらクレームの電話を入れてやろうと思ったんですが、よくよく考えてみたら、彼女たちもまだ10代。

先輩に気を使うことで精一杯なんだなと思って、こんなことをいつまでも強要しているほうがおかしいと思った。

クレームの電話はしなかったけど、それから10数年の時を経て、ようやく見直されることになったんですね。めでたし、めでたし。