とばっちりといえば、コインチェックCMの出川哲朗が記憶に新しいですが、イノッチもとんだ災難ですね。
民営化後のゆうちょとかんぽの営業のしつこさは今に始まったことではないのですが、ここ一年は特にひどいかも。
若いあんちゃんふうの営業マンが「イノッチのCMでおなじみの商品、知ってるでしょ?」とため口で勧誘の電話をしてきたこともありました。
「知らない」って答えると、「えーーっ、テレビでやってるのに〜」とバカにしたように言うから、「テレビを見るほど暇じゃない」と言い返しましたが、イノッチもフルに利用されているのは確かです。
私もアフラックのがん保険に入っているので、例の乗り換えの件は、別々の営業さんから2回勧誘の電話をもらいました。
先に文書が郵送されてきて、重要な連絡事項があるので後日電話します。とそれだけが意味ありげに書かれているわけですよ。
何だろうと気になるから、当然、電話に出るでしょう。
そしたら、乗り換えのススメ。
1人目も2人目も断ったらあっさり引き下がってくれたので問題はなかったんですが、ノルマがきつくて大変なのね。
ゆうちょはゆうちょで、先日、母宛てにこんな文書が届きまして、
振り込め詐欺からお客さまの貯金をお守りするために1日あたりのATMによる払い戻し・送金の上限額を一時的に10万円に変更させていただきます。だって。
はぁ? たったの10万円?
何年か前もゆうちょの営業マンが2人で母を訪ねてきて、振り込め詐欺が横行しているから安全のためにとかいって定期預金を勧めたことがありました。
私がその場にいたら断ったんですが、母は言われるままに一部の預金を定期に。
いつでも解約できるからって、解約の手続きをするのが面倒くさいのよ。
そのときも振り込め詐欺を逆手にとって利用しているような気がして不愉快だったんですが、今回はこの文書が届いた時点ですでに10万円しか引き出しできないように変更されていたんです。びっくり。
この文章の下に「もとの上限額に戻したい方はお電話をください」という趣旨のことが書いてあったので、すぐに電話を入れて、思いっきり文句を言ったところ、「多くの方からそのようなご意見をいただいております」との回答。
働いている人を責めてもしかたがないんですが、もはやゆうちょの肉食ぶりは銀行をしのぐ勢い。
民営化って何だったんだろうね。