きのうは髪を切りに美容室へ。
『女性自身』が置いてあったので、最新号を読んだら、ジャニーズの御用誌らしく紙面を割いてSMAPの輝かしい歴史を振り返り、その人気と時代背景、例えば男女雇用機会均等法の施行によって、それまで専業主婦かキャリアウーマンかという二者選択しかなかった女性のライフスタイルが多様化し、SMAPは子育て中の主婦にとっても働く女性にとっても大きな心の支えであったといったような内容が書かれていました。
そうですよ、そのとおり。
森くんの不倫記事さえなかったら、女性誌の中では『女性自身』が一番まともだとずっと思っていたもの。
そして、解散に至ったのは、5人のうちの誰のせいでもないという論調で、「最後にもうひと花咲かせてみませんか」と締めくくってあったのが可笑しかった。
紅白のこと?
いくらジャニーズ事務所とSMAPの関係が複雑になっているからといって、わざわざ御用誌を使って自社のタレントを貶めるほど愚かではない(裏では知りませんが、少なくとも表向きは)。
ただ、それはあくまでも自社所属のタレントだけ。
御用メディアを使って工藤静香を特別にフォローしないところを見ると、「木村のことは当社が責任をもって守りますが(実際は全然守れていないけど)、工藤静香さんのことはそちらでよろしく。」ということかな?
そもそもジャニーズがおぜん立てするなら、『FRIDAY』なんか使うかしら。許可はしたでしょうが。
それなら、読売新聞グループの『婦人公論』でしょう、やっぱり。笑
今回のSMAP解散をめぐっては、ジャニーズのお家騒動に芸能界の利権争いと後継者問題が絡んで、ものすごくややこしいことになっているようですね。
その背後関係が少しずつ明らかになってきているので、ここから後はもう静観するしかないですが、昨夜のスマステの慎吾がいつもどおりの慎吾で、久しぶりに心から笑っているのを見て、事態が少しでも良い方向に進んでいればいいなと。
大竹しのぶさんの天然っぷりに救われました。ありがとう。
裏事情が明らかになるにつれ、明石家さんまのお口も静かになるでしょう。
中居くんのラジオも聴きましたよ。言いたいことはちゃんと伝わりました。
ジャニーさんが恒例の会見を久しぶりに開いて、「SMAPを命がけで守る」「25周年コンサートはやったほうがいい、いや、やらなくてはいけない」と言ったのが5月初めのこと。
そして、6月の初めに会報が届いて、木村コメントの「だから、(解散)しないって言ってるでしょう!」の部分だけを見て、マスコミは一斉に〝SMAPは解散しない〟と報道したけれども、このころには解散か休止かという全く逆の方向での話し合いが行われていたわけですよね。
もし移籍or独立交渉が1月からずっと続いていたとしたら、どうせ事務所は一貫してコンサートの利権は譲らない、配分もしないと言っているんだろうし、25周年コンサート云々の話は、心待ちにしているファンに対して、「事務所は尽力しましたよ」というポーズだけで、最初から開催できるような状態ではなかったんじゃないかと思えてくる。
コンサートなんてギリギリになって発表し、期待していなかったファンを驚かすほうが効果的なのに、わざわざダフ屋に餌をまくようなことを何で言うのかなと?とジャニーさんの発言そのものに当初から違和感はありました。
でも、マスコミの目をそらしたという点では大成功だったのでは?
最近になって、どのメディアも4人がジャニーズに残らない前提で話し始めているような気がしますが、いずれ何人かが事務所を出るにしても、今までのように活動できないリスクは当然承知の上でしょう。
でも、ジャニーズにいたからといって、仕事が増える保障もなく、結婚も副業も自由にならないし、何を取って、何を捨てるか、それは工藤静香が言うように個々の価値観の問題。
そうそう、中森明菜が全国ディナーショーで復帰するんですね。
聖子ちゃんより明菜派だった私としてはうれしいです。
生の歌声を聴きたいけど、チケットが手に入らないだろうなぁ。
田原トシちゃんや中森明菜にとって、今回の件でジャニーズ事務所の信用が失墜したことはきっと追い風になるんじゃないかと期待しています。