きょうは終戦の日。
話題をスーパーボランティアじいちゃんにかっさらわれましたが、8月は、ヒロシマ、ナガサキ、日航機事故、終戦の日……と大事な日が続くので、毎日、お線香をあげながら、覚えたてのお経をぶつぶつ唱えております。
半年前に買ったこの本を12日までに読み終えるつもりだったのですが、当時のことをいろいろ思い出して暗澹たる気持ちになり、未だ完読できず。
事故か事件か。
ネットを検索すると、目を疑うような記事が溢れかえっており、だれもが簡単にアクセスできるということは、世論をミスリードすることが目的かもしれないので、安易に乗せられないよう、そこは気をつけなければなりません。
それと比較すれば、同僚の元客室乗務員の方が一つ一つ事実を丁寧に積み上げているという点で、この本は十分読むに値すると思います。
★著者のブログ
「日航123便墜落―遺物は真相を語る・天空の星たちへ」公式ブログ
そう、あの夏もうだるように暑かった。
空港の敷地内に設けられた臨時の安置所に所狭しと並ぶ無数の白い棺。
カーゴにご遺体を搭載している旨は、出発前のブリーフィングで機長から必ず報告があり、私たちはそのたびに「やっとご家族のもとへ帰れるんですね」と心の中で手を合わせました。
事故後、「金属疲労は大丈夫?」と機体のボディーを手でポンポンと叩きながら搭乗してくるお客さんたち。(当初は金属疲労が原因?と報道されていた)
仕草はおどけていたけれど、ものすごく緊張されていたと思う。
当然ながら、後部座席を希望する人が急増。
「高濱機長が最後どんな思いで山に激突していったか、その心境を想像すると辛い…」と涙ぐんでいたコックピットクルー。
直後の東京ー大阪便に乗務した友人は、乗客の一人からエンドース(裏書)されたチケットを見せられ、「僕、ほんとうはあの便に乗るはずだったんだよ……」とおっしゃった、その手はガタガタ震えていたという。
乗るはずだったのに間に合わなかった人。
乗るつもりはなかったのに間に合ってしまった人。
わずかの時間差がそれぞれの明暗を分けたのでありました。
本を読み終えたら、また改めて感想を述べたいとは思いますが、今、私が語れるのはこのぐらいです。
そういえば、阪神大震災、東日本大震災の前年も猛暑だったんですよね。
大型台風の襲来もあって、雨が多かったのを覚えている。
星回り的には、年明け要注意かも?
今しがた口永良部島の噴火警戒レベル4に引き上げたというニュースを見ましたが、鹿児島はね、なんとなく気になっていたんです。
あと、岐阜も気になる。
私は見てないんですが、2年前の大ヒット映画「君の名は。」の主な舞台は、広島、岐阜、名古屋、東京だったんでしょう?
朝ドラの舞台も岐阜ですね。
日本のシンドラー・杉原千畝氏の記念館が岐阜の八百津町にあって、そこを訪れるイスラエル人の観光客で近隣の飛騨高山や白川郷もにぎわっているんだとか。
それで岐阜なのかしら?