目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

「すずめの戸締り」をチラ読み。

きょうは涼しいですね。

ひさしぶりにエアコンつけずに過ごせています。

自然の風がいちばん。

夏休み最後の土日は花火大会やコンサート、映画館、プール等どこも大賑わいで、マスクさえなかったらコロナ前の日常が戻ったかのようですが。

東映の劇場版「ONE PIECE」が20日間で興行収入100億円突破だそうです。

東宝も秋公開の「すずめの戸締り」の大ヒットが予想され、どちらも業績好調らしいですね。

 

そこでというわけではありませんが、「すずめの戸締り」の文庫本を買って、ざっと目を通してみました。

少しだけネタバレあり。

 


主人公の鈴芽ちゃんが草太さんと一緒に日本各地の廃墟を訪れて扉を閉めていくお話。

前作「天気の子」は雨でしたが、今回は地震です。

鈴芽ちゃんは宮崎県在住。

ある日の13時20分、宮崎県南部で最大震度6強地震発生。

最初に訪れた廃墟は古い温泉街。

次に愛媛へ。

ここでの廃墟は山に囲まれた学校。

次に鳴門海峡明石海峡を経て神戸へ。

ここでの廃墟は遊園地(山の上?)。

次に新幹線に乗り、富士山をうっかり見逃して東京へ。

具体的な地名として登場するのは神田川御茶ノ水駅。

東京での廃墟は、巨大な城門がある地下空間。なんと、そこは皇居の地下だった💦

次に福島経由で宮城県へ。

ここで鈴芽ちゃんが4歳のとき被災して、たった一人の母親を亡くし、母の妹である叔母に引き取られて宮崎県に移住したことが判明。

冒頭の3ページでわかった人はすばらしい。

クライマックスは東北です。北海道は出てきません。

なんというか、南海トラフと首都直下が起きたらこうなるかもね、という感じ。

わずか6日間のお話です。

 

そういえば、朝ドラの「半分、青い」の主人公も鈴愛(すずめ)でしたね。

のほほんとした恋愛ドラマだと思って見てたら、ラストが東日本大震災で親友が亡くなるという、最後の最後にドーンと突き落とされていささか後味が悪かったのを覚えています。