今朝のニュースではじめて気づきました。
きょうで沖縄返還から50年。
【沖縄返還から50年 】
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) 2022年5月14日
いまから50年前の1972年5月15日、沖縄は本土に復帰しました。この日放送された特別番組 の中では、米軍基地問題や自治権拡大など本土復帰に至る沖縄の苦難の歩みを映像で紹介しています。「祖国復帰運動のシンボルは日の丸である」とのナレーションも。https://t.co/O2VlcrNu4S
ということは、千日前デパートの火災はこの2日前だった。
どちらも50周年かぁ…。
沖縄返還協定が前年の1971年。
沖縄返還時の日米密約を題材にした山崎豊子の小説「運命の人」で有名な西山事件ですが、毎日新聞の記者だった西山太吉が逮捕されたのは翌年の4月4日。沖縄返還の40日前で、ほんと直前ギリギリの攻防だったんだ。
私はまだ子供だったので、その辺のことは薄っすらとしか覚えていないんですが、ふつうに考えても、沖縄返還のニュースが千日前デパート火災の騒ぎに霞んでしまったのではないかと。実際どうだったんだろう。
「運命の人」といえば、2012年にドラマ化されて私も見ました。
当然、TBSです。
不倫関係を持った外務省職員の女性役が真木よう子。
山崎豊子の小説のドラマ化は、たいてい原作のよさが台無しになってファンからボロクソに叩かれることが多いんですが、このドラマはまあまあ良かった。
何がいいとか悪いとかは抜きにして、今も昔もスクープは命がけ。
しかし、昨今は命を懸けてもしようがないと記者が最初からあきらめているような気がしますね。
なにせ世界の報道自由度ランキング71位ですから。