目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

「スマステーション」(テレビ朝日)は9月で終了?

一部のスポーツ紙がスマステ終了を報じていますが、公式発表ではないので、結果がわかるまで様子見です。

一本満足バー(アサヒフーズアンドヘルスケア)のCMは、スポンサーさんが継続を検討してくれているようで、うまくいけばいいなぁ。

つよぽんのイメージがすっかり定着しているので。

ヤマサの昆布ポン酢は終了?

ほんとうに長い間お世話になりました。

スマスマが終わったときと同じぐらい寂しい。

 

スマステに関しては、当初は終了の方向でジャニーズ事務所とテレ朝の思惑が一致したんだろうと思いますが、公取委の一件を受けて、再検討せざるを得なくなったんでしょうか。

ただ、芸能界の慣例で退所後しばらくフリーということになれば、局側としてはゲスト選びにも苦労するだろうし、実際、おじゃMAPのゲストもほぼ固定されているので、その辺は理解できなくもないんですが、長く続いた番組だけに寂しいな。

貴重な生番組だし。

だからこそ、退所後、何をぶっ込んでくるかわからないという心配はあるでしょうね。

でも、テレビやラジオは状況が見えるだけまだマシ。

目の届かないところでひそかに妨害されたら、どうにもこうにも。

それこそ後ろ盾がつかないように根回しするとか、みんなで一斉に口裏を合わせるとか。

まあ、そうなったら、退所後に本人たちが公取委に申し立てすればいいんですけど、実証できるかどうか。

覚悟もないならジャニーズに残ればよかったじゃないかという意見も当然あるでしょうね。

ただ、それはあくまでも検討に値するだけの条件を提示され、本気で慰留されたにもかかわらず蹴ったということが前提なので、その辺がわからないと何とも言えない。

 

テレ朝といえば、安保法案をめぐり世論を巻き込んでの大議論になっていたころ、報道ステーション偏向報道だの反日だのといって猛バッシングに遭っていたのを思い出します。

15年4月 幻冬舎見城徹氏が番組審議委員長に就任。

15年9月19日 安保法案可決。

15年10月 高須クリニック院長が報ステのスポンサー降板。

16年3月 古館伊知郎が報ステを降板。

 

一方、TBSの「ニュース23」は、すぎやまこういち(現在は氏の志を百田尚樹氏が引き継いでいる)ケント・ギルバート氏が呼びかけ人の「放送法遵守を求める視聴者の会」なる団体が「安保法制批判は放送法違反だ」と読売新聞や産経新聞に意見広告を載せたのが15年11月25日。

批判の対象は、同番組アンカーの岸井成格氏。

16年3月 岸井氏がニュース23を降板。

 

このころは、支援者の援護射撃を受けて、安倍さんの思惑どおりに事が進んでいるように見えます。

安倍さんが2度目の首相の座について特に力を入れたのが官僚とメディア対策。

裏を返せば、第一次安倍内閣の失敗はここにあると言ってもいいのかもしれない。

メディア対策については、幻冬舎の見城さんが指南役。

各メディアの幹部と会食を重ねて、その中には毎日新聞の名前もあったと思います。

それなりに一定の成果はあったのではないでしょうか。

 

あれから1年半。

だれが今の惨状を想像できたでしょう?

保守メディアの日テレやフジまでが一斉に安倍バッシング。

百田尚樹氏はテレビから敬遠され、一橋大学の大学祭講演が圧力で中止。

安保法案のときは、あんなに安倍さんを擁護していた「ミヤネ屋」も手のひら返し。

しかも高須院長を怒らせる始末。

「ミヤネ屋」といえば、バーニングですよね。

バーニングが安倍批判に回るなんて、何が起こってるの?

 

そこで、公取委の話に戻りますが、みんなが気にしているのは公取委が本気かどうかということでしょう。

公取委が動いたのは、官邸の意向が強く働いているのか、それとも逆に、安倍さんの力が弱まったから動いたのか、それとも行政が意地を見せたのか、こればかりは結果を見ないと何とも言えませんが、ただ一つ恐れるのは、政治の力であいまいにされること。

どこかにヒントが転がっていないか、ネットで調べたり、何冊か本を読んでみました。

そのうちの1冊が、先日、安倍さんと会食をしたという政治評論家の森田実さんの著書。

電通を批判して表舞台から姿を消した森田さんが過去に何を語っていたのか、なかなか読み応えがありましたよ。

 

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<続く>