関西地区は18%。
関西に限っては、松潤の「99.9」をほぼ上回っているのに、何せ評価の基準が関東だから、話題にすらならない。
松潤は松潤でがんばってくれたらいいんですが、周りが「世代交代、世代交代」とはやし立てるのだけはやめてちょーだい。
「A LIEF」が12%台に落ち込んだとき、ここぞとばかりに袋叩きに遭ったけど、ネガキャンもやり過ぎると逆効果なんですよね。
どれだけつまらないのか、ちょっと見てみようかという人も出てくるし、あまりの言われように応援してあげようという人も現れる。
私だって、木村くんだけを特別扱いするなら、つよぽんのドラマを応援してあげたくなるし、木村くんが理不尽にバッシングされると、今度はむしょうに庇いたくなる。
一般の視聴者もそんなもんじゃないでしょうか。
何ごともほどほどが肝心。
実際、5話ぐらいから話にメリハリが出てきて、登場人物のキャラもはっきりしてきたので、おもしろくなってきたのは事実です。
このドラマの良さは、どの回から入っても、話についていけること。
「嘘の戦争」や「カルテット」だと、そうもいかない。
浅野さんの演技がオーバーだとか、違和感あり過ぎるとか、いろんなことを言ってますが、浅野さんが出てなかったら、これ、松ケンのドラマになっちゃいますよ。
それだけ沖田先生の存在が地味で控えめってこと。
私も、どっちかというと、沖田先生より、井川先生(松ケン)と由紀(木村文乃)、まさお(浅野さん)とみふゆ(竹内結子)の2組のカップルの行方が気になるなぁ。
おぼっちゃまの井川先生が医師として人間として成長して、苦労人である由紀の精神年齢に追いつくことができるのか?
このカップルは、どう見ても、SとM。
もちろん、井川先生がM。
みふゆはおそらく助かるんでしょうね。
でないと、沖田先生はスーパードクターってことにならない。
まさおの妻を愛する気持ちに偽りはないと思うので、沖田先生は2人の幸せを願って、いずれアメリカに帰るってことになるのかな?
古今東西、物語の基本は、「遠くに出かけていって、敵と戦い、勝利をおさめて、ホームに戻る」ですからね。
そうでないなら、逆におもしろいと思いますが。
いい意味で裏切ってほしいな。
たぶん、木村くんの役作りにはいろいろ制約があって、脚本家の橋部さんもこれ以上いじれないんでしょうね。
だから、他の役者さんのキャラが際立ってしまうのかもしれない。
2組のカップルに加えて、ミッチーの羽村先生も家庭持ちだし、結局、独り身は沖田先生だけか。
それでは寂し過ぎる……と思ったら、工藤静香の顔が浮かんできて、ああ、そうだった、愛妻料理を作ってくれる妻がいたんだということに気づきました。
これもインスタ効果?💦