目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

迷走するNHK紅白

今年の紅白歌合戦

別に和田アキ子が好きなわけじゃないけど、「世代交代」という大義名分のために半ば強制的に引きずりおろされた感は否めない。

通算39回出場という輝かしい功績があるなら、せめて40回目を盛大にお祝いして、そこで卒業させてあげればよかったのに…とファンでもない私でさえちょっと思う。

何となく後味が悪い。

世代交代っていっても、平均年齢が2~3歳若返っただけでしょ。

そこまでして世代交代にこだわるのに、SMAPだけ出場させたいって理屈に合わなくない?

NHKのすべてを否定するわけじゃないし、事実、ドラマは民放よりお金も時間もかけて良質なものが多く、この前の「漱石の妻」もおもしろかったので、あくまでも紅白に限った話ですけど、世代交代は後からつけた言い訳で、結局、芸能プロの都合に振り回されただけじゃないかと思ってしまう。

 

今の時代、40%前後の視聴率を取れる番組が珍しいというだけで、国民的行事としての紅白歌合戦はすでに過去の遺物。

大晦日によほどお天気が荒れない限り、若い人は外に遊びに出るんじゃない?

昔と違って、カウントダウンにからめたイベントがあちこちで催されているし、海外旅行に出かける人だって多いでしょうし。

結局、紅白を見るのは、うちの母親のように外に出かけるのが億劫な高齢者(正確には後期高齢者)で、その母親が去年の紅白はつまらなかったと言ってたから、今年も最初から通しで見ることはまずないと思う。

少なくとも、国民から受信料を取る公共放送の責務として、今後、芸能プロの接待を受けることを禁止してほしいわ。

そしたら、もっとイイものが作れるような気がする。