ライターの島崎今日子さんは、いつも「ことさらファンではないが」と前置きしながら、SMAPに優しいんです。
文化人と同席して臆することなく対等に渡り合えるのは、吾郎ちゃんがふだんから本をよく読み、世の中の動きに敏感だからでしょうか。
SMAPをやめた3人は賞味期限切れ~みたいなマツコ発言がありましたが、それを謙虚に受け止めて、それぞれの分野で日々研鑽を重ねているところはファンとしても誇らしいです。
改元、新天皇即位、国立競技場オープン、オリンピック…とすべてにおいて嵐が国民的スターとして輝かしい活躍を見せているのを目の当たりにすると、悔しい気持ちがないわけではありません。
たとえ解散せずにSMAPを存続させても、嵐のサポート役に回るか、活動を休止させられるか、どっちにしても、ファンにとっては満足できる結果にはなっていないと思うし、それよりも今はむしろ、現政権に利用されることもなく、変な色がつかなくてよかったかな?と思っています。
ドライフラワーになるより、潔く散ることを選んだ、そのとおりかも。