
メキシコのアステカで開幕したサッカーW杯。
マヤ文明もアステカ文明も人身御供(生贄)の儀式の話題ばかりが先行している感はありますが、'23年~'24年に東京や大阪で開催された「古代メキシコ展」においてもそこは外さずにちゃんと展示されていたそうです。
マヤ文明に比べるとアステカ文明は15~16世紀と新しいほうなので遺跡や遺品が数多く残っていて、その一つがチャクモール像。


古代メキシコの世界観では、人類も動植物も、太陽も月も、すべて他の犠牲によって生かされている。よって、「人身供犠は、単なる非人道的な宗教儀礼ではなく、根源は人間の特性である利他行動であった」と。つまるところ、利他主義とは天台宗でいう菩薩行のことであり、人身御供(生贄)のベースにあるのは仏教の概念の一つである輪廻転生であろうと。
利他主義とは個人的な利益より他者の幸福を優先すること。
コロナ禍のときがそうでしたね。高齢者や病人に移さないためにマスクを着けましょうと。利他主義はSGGsの基本理念でもあり、もっとわかりやすい例は「推し活」です。
ここでカレンダーの話に移りますが、マヤ暦やアステカ暦を調べるとなかなか興味深い。
マヤ暦のツォルキンとアステカ暦のトナルポワリは、干支と似ていて、1から13までの数字で表される周期と、名前によって区別される20日間の周期の2つの組み合わせからなります。
1年は13×20=260日。
また、マヤ暦で7月26日は「13の月の暦」の新年であり、8月11日はマヤ暦が始まったとされる日。パリ五輪の開幕日が7月26日、閉幕日が8月11日でしたね。日本で7月26日はツヨミの日です。2016年7月26日に何が起きたか覚えている方もおられるでしょう。
13の周期のうち、なんと、6は「死」の意味を持つ。

マヤ暦の260日間カレンダーには香ばしい数字が並んでいます。
