私もひとり介護なので、この娘さんが徐々に追い詰められていった状況が理解できる。
お母さんがベッドから落ちて、自分一人ではどうしようもないから救急車を呼んだところ、救急隊員からこういうことで救急車を呼ばないでほしいと言われたときは絶望的な気持ちになっただろうな。もちろん救急隊員の言うことは間違っていません。
認知症の世話はほんとうに大変なんですよ。
2日後に施設に入所することが決まっていたのになぜ?と思うでしょうが、施設に持って行くものを準備しないといけないし、当日も施設から迎えの車を寄こしてくれればいいですが、自分で福祉タクシーを使って送り届けないといけないとなると、それはそれでひと苦労。もうその力が残っていなかったんじゃないかな。
私の母もついに完全寝たきりになって、年を越せるかどうか微妙な状態です。
でも、トイレや入浴の介助をしていたころに比べると私は少し楽になりました。
母が弱れば弱るほど私は楽になっていく。
それはそれで悲しいものです。