出かける前には必ず母をベッドに寝かせて、私が帰るまで動かないようにとくぎを刺していくんですが、10日に一度ぐらいの割合でそれが守られていない。
きょうも小一時間、家を留守にしている間にベッドから起きて立ち上がったみたいで、バランスを崩したのか、帰宅したら畳の上であおむけに寝転がっていた。
運よく骨折はしていなかったけど、私一人の力ではどうしようもなく、40分ほどかけて何とか椅子(ベッドより低い)に座らせることに成功。
もしダメだったら、倒れた位置に寝かせたまま、あした訪問医の先生が来るまで待つしかないかなと思っていただけにやれやれ。
こんなことで救急車を呼ぶわけにもいかないし。
Ⅹで救急隊長さんとやらのポストがよくTLに流れてくるんですが、こんな程度で救急車を呼ばないでほしいという内容が目立つ。特に高齢者ね。
親が90歳を過ぎているのに子供のほうが(親が)死ぬ覚悟ができていないと。これは一定理解できるんだけど、たとえば介護人が仕事に出かけるとき、食事の介助が必要な年寄りの枕元におにぎりを置いて、それを本人が食べないならしかたがないじゃないか、みたいな投稿を見たときは、この人、ほんまに救急隊員なん???と思った。
喉に詰まってしまうかもしれないおにぎりを置いて長時間放置?
下手したらこっちが虐待(ネグレクト)で通報されちゃう。
訪問医の先生とは細かく打ち合わせをしていて、何かあったらクリニックのほうに連絡して指示を仰ぐことになっていますが、本人が骨折などで痛みを訴えているときはすぐに救急車を呼んでくださいと言われている。
現場の人からあんなふうに言われると、本当に必要なときでも救急車を呼ぶのを躊躇してしまうわ。
で、よくよくそのアカウントの投稿を見てみたら、反ワクだった。
「反ワク」「反高齢者」「安楽死」はどうやらセットみたい。ときどき「改憲」も。