目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

先日の話の続き

知らなかったわ。

6月20日にテレビに出演して、「アメリカでは重篤化した副反応は一例もない」と言ってたなんて。CDCがデータを公表しているのにもかかわらず。

高橋洋一氏のさざ波発言は問題視されても、この人の虚偽発言は許されるところがすでに異常事態なのよね。

 

実は、先日アップしたゾンダーコマンドの話には続きがあって、

 

gomami.hatenablog.com

 

ユダヤ人といっても、ヨーロッパの北から来たユダヤ人と南から来たユダヤ人では言語も習慣も考え方も違ったので、連帯感を生まないためにもゾンダーコマンドは出身地や年齢の異なるメンバーで構成されていたらしい。

それでも解放される見込みがないと悟ったゾンダーコマンドたちは、死を覚悟のうえガス室のある建物を破壊しようと密かに計画を練ったものの、ソ連の侵攻により追い詰められたナチスが証拠隠滅のためゾンダーコマンド300人の移送を開始。

結局、無事に収容所から出て解放された者はわずかしかいなかった。

最初から使い捨てのつもりだったのかもしれない。

都合よく利用しながらも、私欲のために同胞を裏切る人間を根っから信用してなかったんだろうと思う。

日本においても同じこと。

ルーツがどうであれ、日本に生まれて日本に育ちながら外国の手先となって平然としている人間を奴らが信用すると思います?

しかもゾンダーコマンドのように恐怖の中でただ生き延びたかったというのではなく、名誉や出世やカネのためならなおさら。

そんな人間はいつ裏切って寝返るかわからないから、弱みを握って証拠をいくつも用意しておく。

でも、裏切ろうとするだけまだ人間臭さが残っているのかも。

良心の呵責もなく、淡々と業務をこなせるとしたら、もはや生身の人間ではない、サイコパスだわ。

今改めて思うのは、ナチスの幹部とて上層部の指示で動いていただけで本来の目的を何も知らされていなかったんじゃないか。

そういう意味では、彼らもまたゾンダーコマンドだったのかもしれない。