目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

一筆啓上

 

書店の前を通りがかったら、目立つところにワクチン本が平積みしてあって驚いた。

2種類あったかな。

だれが読むの?と思ったけど、情弱の高齢者なら手に取って立ち読みするかも。

東京の弟宛てに送るものがあるので、手紙でリスクについて伝えるつもりですが、なんて書いたらいいのか悩んでいます。話したいことが多すぎて。

薬は極力飲まないし、家族全員インフルエンザのワクチンを打ったことがないと言ってたので、自分たちでよしなに判断するだろうとは思うんですが、会社や学校で勧められるとどうするかわからない。

高齢の2人の叔母も気になってはいるけど、それぞれ家族に医療関係者がいるので、私が口を挟むのもどうかと思い、いとこの判断に任せることにしました。

友だちにしても旦那や子どもたちの意向を最優先するだろうから、こちらも運任せ。

 

基本に戻って再確認すると、新型コロナの特徴は、ACE2受容体と結合して体じゅうの組織に入り込む、いわゆる曝露力。

これが放射線に被曝したときと似ているわけですね。

日本人、特に男性はACE2(血圧を下げる)が多いので、太古の昔から疫病に悩まされてきたがゆえに、その防衛手段として、味噌などの発酵食品や海藻を好んで食べてきたのでしょう。

科学に基づくエビデンスはなくても、これを食べると疫病に罹りにくい、罹っても軽くて済む、何となく体の調子がいいといった生活の知恵と経験から学んで。

日本人の食生活は塩分が多いというのは理にかなっていたわけですね。

韓国のキムチも同じことが言えて、あちらの歴史ドラマには疫病が発生して時の政権が窮地に陥るというシーンがたびたび出てきます。

なので、昨今の減塩ブームは、なんでもかんでも塩を減らせという、減らさないといけないのは精製された人工的な食塩と化学調味料であって、塩そのものではないのに、一方向に偏りすぎておかしい。その結果、夏の熱中症リスクが上昇。

ただ、このACE2は、いったんコロナに感染すると出現が抑制されるそうです。

そうすると、高血圧の人は重症化するリスクが高く、ACE阻害薬が必要になる。

(ACEはその活性中心に亜鉛を有するメタロプロテアーゼの一種。血圧を上げる)

逆にイタリア人はACE2が少ないので、高血圧や血栓予防のためにオリーブオイル(アスピリン効果)を食してきたのでしょう。

コロナの初期治療にアスピリンを使用するのはそういうことですね。

すでに抗血栓薬を使っている人やこれから使う予定がある場合は、血液がさらさらになり過ぎて固まらなくなるおそれがあるので、オリーブオイルは控えたほうがいい。

ってことになるのかな。

 

そういうことを手紙に書きたいんだけど、うまくまとまらない。

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」に倣って、

「一筆啓上 注射用心 子ども泣かすな 塩増やせ」ではどうでしょう?

これで通じたらすごいよね。

血は水より濃いということになる。