目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

河野景子さんの再婚はどうでもいいんですが…

 

安倍政権下では、国民の目をそらすためによく使われたのがスポーツ界のハラスメント疑惑。アメフト、レスリング、体操、フィギュア、大相撲等々。

中でも貴乃花の役割は大きかった。

首相が変ってもその路線は変らないみたい。

今度は元嫁が登場。

でも、世間の反応は「どーでもいい」って。

コロナで多くの人が生活苦に喘いでいるときにはスピンにも質が求められるようです。

 

ただ、このお相手のジャッキー・ウーさんが黒木瞳主演の映画「破線のマリス」の製作にかかわっていたというのが興味深い。

破線のマリス」は江戸川乱歩賞受賞の傑作ミステリー小説(著者 野沢尚)ですが、郵政の巨大な利権を背景にテレビによる情報操作や虚偽報道の問題に踏み込んだため、テレビのドラマ化がかなわず、すったもんだの末、何とか映画公開にこぎつけたといういわく付きの作品。

かれこれ20年近く前になりますが、大阪で芝居を観劇したとき、すぐ近くの席に鈴木京香さんと野沢尚さんが座っていたことがあって、だから、その翌年か翌々年に野沢尚さんが自宅でみずから命を絶ったというニュースが流れたときはほんとうに驚きました。

それからほどなくして郵政民営化関連法案が可決されたのです。

今まさにタイムリーな作品だと言えるかも。