けさ、いつものように散歩に行こうとした母親が玄関を出たところで倒れたのを通りがかった近所の方が見つけてくださり、救急車で近くの病院へ。
付き添いの私は、入り口で検温、病棟で検温。
やはり大腿骨を骨折しており、その日のうちに手術することに。
コロナのため面会禁止なので、病室には入れず、ナースセンターで主治医の説明を聞き、別室で麻酔科の医師の説明を聞き、看護師さんが入れ替わり立ち替わり持ってくる山のような書類に署名をしているうちにやがて手術の時間となり、見送るときにやっと母の顔を見ることができました。
一応、手術は無事に終わり、病室に戻るときにもう一度だけ母の顔を見て帰宅。
急性期の病院なので2週間で退院し、そのあとはリハビリ病院に移るんですが、おそらく年内はずっと病院生活。
この間、私は一度も親に面会できないんです。
病院によってはオンラインで会話ができるところもあるそうですが、大抵は手紙のやりとりぐらいしか手段がない。
結果、痴呆が進んでしまうらしい。
どうしよう、次に会ったときに私たちの顔を覚えているんだろうか。
そんなわけで、近ごろは自宅療養を希望する人が増えているそうです。
最近ガンで亡くなった私の友人もご家族が自宅で看取ったと聞きました。
でないと、会えないもん。
こうやって、早くワクチンができたらいいね~という流れに持っていこうとしているのがわかるだけに、ここはグッとこらえて、会えない間どうやってコミュニケーションをとろうか模索することにします。
ああ、疲れたわ。
考えてみれば、朝から何も食べていなかった。