目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

在宅勤務が標準に?

www.nikkei.com

 

日本はどうなるんでしょうね?

スマートシティ構想を掲げながら、給付金オンライン申請のあのグダグダ感を目の当たりにすると、この国は黒船がやってきて右往左往したあの時代からあまり変わってないのかも。

私んちにはまだマスクも届いてない。15日には配布完了するそうですが。

 

とにかく大量にエネルギーを消費し世界じゅうを自由に動き回る時代から一転して、この先はすべてがコンパクト化されるらしい。

つまり、人があまり動かない社会。

全体主義+監視社会もさることながら、おそらくこのままの経済活動を続けていたら地球がえらいことになってしまうんでしょうな。

仕事が在宅中心になると、学校教育もそれに合わせて変わらざるを得ない。

今の学校制度は、組織人としての協調性であったり、職人としての技術力であったり、競争社会への適応力なんかを培うためのもので、かつての日本の寺子屋制度とは趣旨が全然違う。

明治以降の日本(ニッポン)と名のつくものほど本来の日本からほど遠い。

宿題を課すのも、指示された仕事を期限までに仕上げるための訓練みたいなもの。

会社に行かなくてもいいなら、学校に行かなくてもいいってことになる。

世界の支配者たちは民衆が群れることがことのほか嫌らしいですが、もともと群れるのが苦手な人にとってはこれからの時代は生きやすいのかな?

 

10年以上前に心理学のオープン講座を受講したときの話ですが、担当の教授が今の社会の特徴を2つ挙げていました。

 

1つは、ポジティブ志向。

ポジティブで外向的な性格がもてはやされるのは、市場の競争原理に適合しやすいからであって、中世の時代は内向きな性格が主流だった。どの性格がいいとか悪いいとかではなく、たまたま生まれた時代のニーズに合っているかどうかというだけの話。気にするな。

 

もう1つは、ファブリーズ症候群。

O-157がきっかけで起きた昨今の除菌ブーム。自分の体の中にも菌があって、毛穴にだってダニが生息しているのに、自分以外のものはすべてバイ菌であるかのような風潮は異常としか言いようがない。そんなものをプシュプシュする前に日光に当てろ。

 

と言っていた話を思い出しました。

今振り返ると金言だわ。