自分が仮想の世界で生きていることに少しだけ目覚めたワタクシですが、身内はいまだに夢から覚めていませんので、ネットを通してさまざまな疑問や思いを共有できることがせめてもの救いです。
そういう意味では、私もすでにオンラインの恩恵を享受しているわけですが。
で、その身内の中でも吉村知事の評価がうなぎ上り(=テレビの露出度と比例して)。
そして、ついには女性誌の表紙に登場。
今週発売『#週刊女性』5/26号の表紙は #吉村洋文大阪府知事 です。黄金の衣装をまとった #氷川きよし さんのグラビアに注目☆ 梅雨・真夏の #新型コロナ対策、今こそ備える #マネー特集、#折原みと さんの連載コミック『#皇后雅子さま ~笑顔輝くまで~』の最終話も必読!:https://t.co/9tYrb0DX55 pic.twitter.com/CYZzErewGx
— 週刊女性PRIME (@shujoprime) 2020年5月12日
大阪府と安倍政権は対立なんかしていないと私も思います。
現に検察庁法改正案にも維新は賛成だし。
多少張り合っているところはあるかもしれないけれど、それも大阪都構想や道州制に向けてのパフォーマンスで、それをまたテレビなどのメディアが後押ししているというのが現状ではないかと。
東京と違って財政が厳しいので、自粛要請に伴う十分な補償もできないし、いつまでも経済活動を停滞させるわけにはいかないんでしょう。
もう一つ、私が「奈良」にこだわるのは、中小企業のまち・東大阪は生駒に近くて、もし生駒断層帯が揺れたら、当然、大きな被害を受けることになります。
東大阪といえば、世耕さんでおなじみの近畿大学がありますが、ものづくりの東大阪とタイアップしたユニークな研究事業はみなさん周知のとおり。
(余談ですが、その近畿大学出身の幕内力士が今年も昨年も優勝しているんですよね。)
家が密集しているというのもありますが、下町には町工場や商店街があって地域産業が根付いてますから、お金持ちの邸宅街がヤラれるよりも人的・経済的なダメージははかりしれない。
大阪北部地震の折、Gマップにおける震源地が高槻から翌日には心斎橋に移動していたという珍事があったんです。
ネットで噂になって、しばらくすると元に戻ってましたが。
心斎橋の繁華街も密集しているので、ここも銀座同様、再開発は遅れています。
ただし、地震が起きなくても、自粛が長引けば、つぶれる店は後を絶たないでしょう。
スマートシティ→未来都市構想を推し進めるには、まち全体がつぶれてくれたほうが手っ取り早いでしょうが、被害を受けるほうはたまったもんじゃない。
できるだけ早期に経済活動を再開させたい吉村知事の意向は、東大阪のものづくりや古くから栄えた心斎橋の商店街を守ろうとしてくれているのか、そこが知りたい。
万博誘致の際には松井さんと世耕さんが一緒に動いていたことだし、少しは期待しているんですけど、期待して裏切られるのもイヤだしなぁ。
大阪も東京も北海道も同じ○○の△△△だもんね。