ファンやスタッフにとって心が弾むうれしいニュースも、部外者にとっては興味がなくて当たり前。
中には、妬みや嫉みで心がザワザワする人もいる、これも想定の範囲。
「いいよなぁ、芸能人は。才能や実績うんぬんより、人気や人脈や政治力でアーチストとして大々的に売り出してもらえるんだから、おれたち、やってられねえぜ〜」という声が聞こえたような、聞こえなかったような?
気にしない、気にしない、人は嫉妬されるうちが華。
最近、周囲の人がみんな優しくなったなぁ……と感じたら、要注意です。笑
自分より気の毒な人だと同情されているかもよ。
香取くんは、ジャポニスム2018の広報大使を務めるので、できるだけ多くの人に関心を持ってもらい、会場まで足を運んでもらうための大事なPR要員。絵画の展示もその一環でしょう。
どれだけ才能があっても、無名のアーチストでは客を呼べないから意味がない。
彼のイタリア、フランスへの熱い思いを舐めちゃあいけません。
才能があっても、売れない芸術家や文筆家は五万といるし、芥川賞をとっても、貧乏暮らしのまま一生を終わる作家さんも少なくない。
逆に、海外でものすごく評価されているのに、日本ではあまり知られていない作家さんもいるしね。
たとえば、吉本ばなな。私は好きだし、売れて当然だと思いますが、人気に火がついたのは、キョンキョンが「吉本ばななっておもしろいよ」と言ったのも一つのきっかけ。
あとは映画化やドラマ化も含めて、どうやって商業ベースにのせるか、運が勝手に転がり込んでくるわけではないのです。
そもそもタニマチやパトロンのつかない芸術家なんて・・・。
まあ、でも、慎吾だけでなく、映画、舞台、アート全般にわたって、評価が厳しくなるのは悪いことではないですね。
今までなら、事務所の力であったり、アイドルとしては上出来じゃない?ということで、厳しい批評を目にする機会も少なかったかもしれないけど、一人の役者として、アーチストとして評価してもらえるのは貴重な経験だと思います。