SMAPの解散発表から1日が経ちました。
報道によれば、もともとはグループ活動休止を発表するはずだったようですが、それにしても、オリンピックの真っ只中であり、しかもきょうは終戦記念日、戦死者や故人を偲ぶこのお盆の時期をわざわざ選ぶ必要があったのか。
パラリンピック・サポーターの件もあったでしょうし、最も騒がれない時期を選んだんでしょうが、用意周到にマスコミ対応をしたわりには、情報がだだ漏れで、直前になってサイゾーにすっぱ抜かれる始末。
あわてて公式に発表したら、夜中の錦織くんの試合の最中にSMAP解散のテロップが流れたそうで、いい加減にしてくれよと思った視聴者は数知れないでしょう。
こんなこと、SMAPが望むわけがないもの。
正直、恥ずかしい。
ジャニーズ事務所の副社長さんたちもよほど1月の大騒動がトラウマになっているんでしょうが、自分たちの都合よりも、人の気持ち、人心をもっと大事にするべきだと思う。
それが欠けているから、嵐の熊本一斉CMも石原軍団との炊き出しも、せっかく良いことをやっているのに、ただのビジネスボランティアだと叩かれてしまうんですよ。
ただ 一つの救いは、1月の騒動のときと違って、テレビの情報番組やスポーツ紙(御用紙以外)の報道の仕方にも多少の変化が見られること。
ジャニーズ事務所に配慮しながらも、できるだけ真実を伝えようと頑張ってくれているんだなと感じる場面がいくつかありました。
どの局がどうとか詳しくは言いませんが、テレビのあり方について視聴者の目が厳しくなっていることをちゃんとわかっているんだなと。
そう思うと、なんでSMAPがこんな終わり方をしなくちゃいけないのかと嘆きつつも、これもまたSMAPらしいのかもしれないと少し思えるようになりました。
解散問題を通して、実にいろんなことを問題提起してくれた、そのことは必ず次の世代に引き継がれ、未来に活かされるものだと信じています。
とりあえず、今夜はスマスマで5人に会える。
残された貴重な時間を楽しみたいと思います。