目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

世界のニナガワ逝く

スマホとパソコンのブログデザインを統一したので、これでピンチイン・アウト(拡大・縮小)が可能になりました。

 

蜷川さんがお亡くなりになりました。

多くの役者の潜在的な資質を見出し、一人前に育て、世に送り出した、その功績はだれもが知るところ。

木村拓哉をはじめ、ジャニーズのタレントからも追悼のコメントが出ていましたね。

私が最後に蜷川さんの舞台を観たのはいつだろう?

たしか、2009年のムサシ(井上ひさし作)。

2000年代は頻繁に劇場通いしていましたが、仕事が忙しくなって、このころから少しずつ足が遠のいたような気がします。

井上ひさしさんも既に他界されており、演劇界の巨匠がまた1人この世を去って寂しい限りです。

ジャニーズの人気タレントが主演するような場合は、ほぼ東京公演(コクーン)のみで、チケットもなかなか手に入らないから、見る機会がなかったし、私の中で蜷川作品といえば、やっぱり藤原竜也小栗旬吉田鋼太郎ですね。

 

10年ぐらい前かなぁ、時期は忘れましたが、蜷川さんがテレビで木村拓哉を「盲導犬」に起用したいきさつを語っていたことがあります。

当時、挑戦的な目をしていて、そこに強く惹かれたと。

「おい、最近はちょっと守りに入っていないか?」なんて笑って言っていたのを記憶しています。

蜷川さんが拓哉にまた一緒にやろうと声をかけていたことを知って、それが実現できなかったことが本当に残念でたまりません。

謹んでお悔やみを申し上げます。