目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

【カンヌ国際映画祭】是枝監督「万引き家族」がパルムドール受賞!

 

  

6月8日公開。

ツイで知りましたが、是枝監督のインタビュー内容(中央日報)のうち、この部分↓を日本のメディアが伝えるか?って、うーん、わざわざ伝えないでしょう。

 

 「共同体文化が崩壊して家族が崩壊している。多様性を受け入れるほど成熟しておらず、ますます地域主義に傾倒していって、残ったのは国粋主義だけだった。日本が歴史を認めない根っこがここにある。アジア近隣諸国に申し訳ない気持ちだ。日本もドイツのように謝らなければならない。だが、同じ政権がずっと執権することによって私たちは多くの希望を失っている」

 

 全文はこちら。(中央日報)

japanese.joins.com

 

今ここで謝罪の是非について論じるつもりはありませんが、最近驚いたのは、ネトウヨさんが中高年、中でも高齢者中心であったという驚愕の事実。(◎_◎;)

若者が右傾化というのはウソ?

変化を求めないので、保守的になってるとは思いますが。

 

人間には帰属欲求(by マズロー)という、集団に属したり、仲間が欲しくなる社会的欲求があるので、企業や自治会、家族といった集団に属していないと、アイデンティティが保てなくなる場合があるんですね。

どこにも所属していないと、最終的には国家の一員であるということしか頼るすべがない。

ネトウヨに定年退職した高齢者やフリーター、ニートが多いのは、そういうことも一因としてあるのかも。

日本は戦後それなりに貢献してきたのに、中国と韓国はいつまでたっても文句ばかり言うという不満もあるだろうし。

 

その気持ちはわからなくはないですが、この方たち、なぜかアメリカに対しては吠えないんですよね。

加計学園獣医学部が韓国の留学生を受け入れることや、経団連の会長が就職難に悩む韓国の大学生を日本でも積極的に雇用しようと言ったことにもあまり反応しない。

つまり、政策に対してはほとんど争わない。

周辺国が揉めれば揉めるほど武器が売れて軍産が儲かるわけで、それに自分たちが利用されているという自覚があるのか否か。

自覚があればまだいいんですけど。

 

下図については、以前、田中康夫さんが解説していましたが、結局、宗主国の手のひらでうまく転がされているだけのような気がします。

どうせなら、もっと頭を使って、その上を行かなくちゃ。

ほんとうに国を思う気持ちがあるなら。

 

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