局も曜日もテーマも全然違うというのに、元SMAPメンバーの対決ということで、何かと比較されているこのドラマ。
「A LIFE」の視聴率が14%前後、「嘘の戦争」が11%キープということで、見ている人はほぼ固定されてきたんじゃないでしょうか。
比較されるのがイヤなら、同じクールを避ければよかったのにね。
きょう発売の「週刊文春」でも1月期ドラマを取り上げていましたが、面白おかしく突っ込んでいるだけで、どれ一つとして褒められている作品はなし。
唯一、つよぽんの表情の演技が好評価。
そういえば、夕刊フジまでが記事の見出しに「つよぽん」って……。笑
「嘘の戦争」の3話が神回だったという内容でしたが、確かに3話はよかったですね。
今のところ主人公の浩一が負け知らずなので、ここらでちょっと形勢不利な展開に持っていったほうが物語としてはおもしろいかも。
そろそろ身内から裏切り者が出てきそうな予感はしますが。
「A LIFE」に関しては、きのうの朝日新聞にもこんなレビューが。
文春も似たような感想でしたね。
私も毎回見ていますが、ほぼ同じ印象かな。
去年の秋ごろ、「木村サイドはダーティーな役を希望している」という報道があったので、私もそっちのほうがいいなと期待していたんですが、フタを開けてみたら、正義のヒーロー役。
それはそれでいいんですが、何となく木村拓哉のイメージ回復が最大のテーマになってやしないかと、そちらのほうを危惧してしまう。
あえてリスクをとらずに、無難な役どころで行こうということになったのか。
演じている本人も暴れようがないので、どうしたものかと戸惑っているように見えるのは気のせいでしょうか?
対する浅野さんや松ケンの役もそこそこにイヤな人物ではあるけど、今のところ怒りや憎しみを募らせるほどでもなく、度量の狭いちっちゃえ奴という印象。
せっかくいい役者がそろっているんだから、激しいぶつかり合いが見たい。
これからの展開に期待したいです。
それでも、「A LIFE」は高視聴率をキープ。
先週の関西地区視聴率ですが、関西に限っては松潤の「99.9」と互角のいい勝負です。
キャストが豪華なので、ほかの役者さん目当てで見ている人もいるとは思いますが、それでも十分に健闘しているのでは?
「嘘の戦争」は14%台だったので、残念ながら今回はベスト20に入らず。
日テレの「嵐にしやがれ」とドラマ枠が4月から時間帯をチェンジするようですが、文春によると、すでに亀梨和也(4月)と錦戸亮(7月)のドラマ主演が決まっているとか。
土曜日の夜はジャニーズ祭りになるんですってよ。
そういえば、フジの月9も今年いっぱいジャニーズの主演が続くという噂があったような?
ジャニーズにいれば、持ち回りで年に1回ぐらいは主演ドラマをさせてもらえそうですね。
アイドルならそれでいいかも。
でも、この先、役者を本業としていくなら、どうだろう?
ひとくちに役者専業といっても、そんなに簡単なことではないし。
応援する側としても、擁護するだけではなく、厳しい批評にも耳を傾けることができる成熟したファンでありたいと思っています。
覚悟を決めなきゃね。