目からウロコ

ブログ名を変えました。(旧SMAPのいる日常)

<SMAP解散> きょう発売の文春と新潮を読んでみた感想

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物申すためにちゃんとお金を出して買ってきました。

解散発表からまだ数日しか経っていないので、関係者に取材するぐらいしかできなかったんでしょうね。

たいして目新しい情報はなく、中でも文春ジャニーズ事務所関係者から聞いた話をまとめているだけで、いかに事務所がSMAP存続のために尽力したかという話が延々と続いているだけ。

その中で、「率先してメンバーとコミュニケーションを取ろうとしたのがジュリー氏だった」というくだりがありますが、あくまでも事務所が言っている話なので、客観的事実とは認定できません。

 

また、香取・草彅がジャニーズの小杉さんに「昨日今日に始まったことではなんです。僕たちは15年前にもう壊れていたんです。でも、そこから10年やり続けた。それを理解してください」と語ったという話を紹介して、15年前といえば、木村の結婚に違いないと推測、そして、結婚を機に木村は変わり、SMAPは、とうの昔に空中分解状態。バラバラだった」という事務所幹部の話を載せていますが、結婚したら家族最優先になるのは当たり前。

お子さんも年ごろなのに、今さら結婚当時の話や工藤静香が飯島さんに猛抗議したという話を蒸し返して、ジャニーズ事務所は本気で木村拓哉を守るつもりがあるんだろうか。

メリーさんが木村夫婦を可愛がっているのは確かだろうし、女は子供ができたら、どんなことをしてでも我が子を守ろうとする(旦那より大事)ものだから、私は工藤静香のファンでもないし、別に好きでもないけど、彼女のとった行動はそんなに責められるものではないと思う。

ただ、経営者と蜜月過ぎるのが気になるな。

この関係を快く思わず、警戒する人間がジャニーズの内部やタレントの中に出てきても不思議ではないから。

 

それと、人の信頼関係というのは崩れるときは一瞬ですが、だからといって、たった1回の仲たがいで壊れるというものでもありません。

結局は長い間の積み重ね。

今回も独立問題はトリガー(引き金)となっただけで、今までの不満や不信が一気に溢れ出したんじゃないかと思う。

慎吾や剛はおそらくそのことを言いたかったはずなのに、なぜか工藤静香の話に結びつける事務所幹部と週刊文春

 

次に新潮ですが、こちらは1月の解散騒動勃発のトリガーさん。

今回の情報元は、スポーツ紙の記者とか芸能関係者とか、おもしろいのはジャニーズ事務所通だって。だれよ?

飯島さんが密会していたという芸能界のドンは、バーニングのトップかと思ったら、田辺エージェンシーの社長さん。

タモリさんところの社長さんで、メリーさんとも仲良し。別に密会でも何でもない。

 

解散を聞かされた木村がジュリー副社長に「だったら4人をクビにしてください!」と懇願したとあるんだけど、この話をだれから聞いたんでしょう?

木村さん、ハワイにいるのに。

ジャニーズ関係者から漏れたとしたら、怪談より怖い話。

 

私が注目したいのは、慎吾たちが活動休止を事務所がすぐに公表すると思っていなかったので、すでに事務所サイドがクライアントに休止方針を伝えていると情報が耳に入り、やってられないとの思いを強め、雪崩を打って解散へと舵を切ったというくだり。

これは信ぴょう性が高そう。

 

結局、ここなんですよね。

ソロになっても十分やっていける木村・中居が5人での活動存続を希望し、SMAPという冠が外れると不利になるのではないかと思われる年下3人が解散を望んだという、この奇妙な流れは、根底に経営者への根強い不信感があるからでしょう。

この先、自分たちが厚遇されるとはとても思えないんじゃないかな。

本当にファンのことを思っての25周年ライブなら受け入れられても、木村くんのイメージ回復のために利用されるのはご免被りたいと、少なくとも私ならそう考える。

木村を頑なに避けるのは、その背後に自分たちと飯島さんを陥れた事務所の経営者(一応、ジャニーさんは除く)と幹部がドーンと控えているから。

「僕たちはあなたたちが怖いし信じられない」と暗に言っているのに、気づかない振りをする事務所幹部たち。

 

また、日刊スポーツが、1月の公開謝罪の後、中居くんが「木村と口を聞くな」と言ったと報道しているけど、そんなこと事務所かフジテレビしか知らない話だわね?

もしそれが事実なら、「木村に話したら、何もかも筒抜けだから気をつけろ」ということじゃないの?

私はそう解釈したけど。

中居くんを下げようとして墓穴を掘るジャニーズ御用達の日刊スポーツ。

そして、事務所は本気で木村拓哉を守る気があるのかと、ここでも再び疑問を投げかけたくなるのでありました。