📎SMAPのいる日常📎

ありふれた日常と、ときどき昔話、そしてSMAP

私がSMAPの解散騒動で学んだこと

先日の記事で電通のことをちょっと書いたら、右やら左やらわけのわからんフォロワーが増えたので、ツイッターのリンクを外しました。

断っておきますが、私は右でも左でもありません。

一本のひもの両端をくっつけたら一つの輪になるように、過激な思想に走れば、右も左もお互いに離れるどころか、磁石のように吸い寄せられて、気がつけばすぐ隣にいる。

「あれっ、おまえ、いつからそこにいるんだよ」みたいな意外に近しい間柄じゃないかと常々思っているので、守らなければならないのは民主主義であり、巨大な権力には衆人の監視の目が必要であることは言うまでもありません、ハイ。

 

ただ、SMAPの解散騒動を通して、世の中の仕組み、特にテレビ放送の在り方について大変関心を持ち、いろいろ勉強するきっかけになったことは決してマイナスではなかったと思います。

あの謝罪会見を見るまでは、力関係でいうと、タレントを使う立場なんだから、当然、テレビ局≧芸能プロだと単純に思っていたので、えっ? 違うの? 一芸能プロが何でこんなに仕切ってるの?というのが最初に抱いた素朴な疑問でした。

フジテレビの右往左往する様子が何となく垣間見えて、気の毒というか、滑稽ですらあったので。

いくら経営状態がよくないといってもね、なんかおかしいよね。

 

私がSMAPの解散騒動で学んだことは以下のとおりです。

 

学んだことその1

 

テレビ局が気を使う相手、言い換えると、テレビ局にとって圧力となり得るのは、政治・官僚、株主、スポンサー・広告代理店であるが、どうやら政財界に強いパイプを持つ芸能プロも相応の力を持っているらしい。

 

学んだことその2

 

きょう現在で視聴率が高いのは、上から順に日テレ、テレ朝、TBS、フジテレビ、テレ東であるが、ネットの普及、若者のテレビ離れで、勝ち組の日テレですら経営は決して楽ではないこと。

 

学んだことその3

 

マスメディア集中排除原則の観点から、特定資本が多数のメディアを傘下にして影響を及ぼすべきではないとされているが、日本の場合、系列の新聞社が放送業に資本参加しており、これをクロスオーナーシップという。

<例>

日本テレビ→読売新聞

テレビ朝日→朝日新聞

東京放送(TBS)→毎日新聞

テレビ東京→日本経済新聞

フジテレビ→産経新聞

 

学んだことその4

 

クロスオーナーシップのおかげで、ネットで大きな騒ぎになっているような事案であっても、既存のマスメディアがそれを取り上げることは 滅多にないが、ネットを積極的に利用している政治家や企業はこの声を看過するわけにいかず、昔と違って力を持たない一般市民(つまり私たち)でもネットで声を上げれば一定の圧力をかけることが可能になったこと。

 

学んだことその5

 

日本の電波利用料収入の大半は携帯電話会社によるものであり、テレビ局の負担が微々たるものであることから、国民の負担や事業者間の不公平が民主党政権下で問題視され、電波オークション法(規制緩和)が議論されたが、これに強く反対したのが現総務省事務次官の櫻井俊氏(櫻井翔くんの父)であったこと。(注 2016年6月で退任)

したがって、どのテレビ局も既得権益を守ってくれた櫻井俊氏に感謝こそすれ、不満を抱くことはまず考えられない。

 

学んだことその6

 

2015年3月末現在のフジテレビの筆頭株主は東宝。2005年3月にはソフトバンク・インベストメントが筆頭株主になって大きな話題を呼んだが、フジ・ソフトバンク・SMAP(飯島)のタイアップも、おそらく2014年のコンサートで登場したペッパーくんが見納めになりそう…。

ちなみに、孫さんは、菅政権下で脱原発政策に賛同したとして、自民党や経済界の一部には快く思っていない人もいるらしい。

 

学んだことその7

 

週刊誌が親ジャニーズ派と嫌ジャニーズ派に分かれているのは、カレンダー版権等によるもので、その年によって多少変化すること。

<例>

小学館 「週刊ポスト」「女性セブン」

光文社 「FLASH」「女性自身」

講談社 「FRIDAY」「週刊現代」

 

光文社はジャニーズの御用メディアと言ってもいいと思う。

小学館は取引自体が多い。

講談社は、現在、カレンダーの版権を有しておらず(以前はKAT-TUN)、どちらかといえば、バーニング寄り?

ちなみに、講談社はTBSの上位株主に名を連ねています。

 

スポーツ紙は、日刊スポーツ、スポーツニッポンがジャニーズ事務所から情報をもらって解散報道を大々的に報じたことは周知のとおり。

この時点で、スポーツ報知、サンケイスポーツ、ディリースポーツは蚊帳の外。

ジャニーズの御用紙といえば、断トツで日刊スポーツ(朝日新聞系列)。

 

ネット関係にまいりましょう。

NEWポストセブンは、ジャニーズ事務所と仲良しの小学館が運営。右か左かと言われたら、ちょっと右系。

「リテラ」は、右か左かと言われたら左系。嫌ジャニーズの代表格。

「サイゾー」は何でもあり。中島知子の件で話題になった苫米地英人氏がオーナーで、「ビジネスジャーナル(Business Journal)」もここが運営している。こちらも嫌ジャニーズ。

「アサ芸プラス」は、徳間書店が運営。得意分野は芸能ゴシップ。ジャニーズ寄りの記事が多い。

 

ネット記事は、1クリックで数円から数十円単位のお金が入る仕組み。タイトルにつられて、安易にクリックしないことが大事。

  

学んだことその8

 

SMAPの謝罪会見で問題となるのは、BPO(放送倫理・番組向上機構)でも審議に至らなかった(SMAP本人から申し出がないことも理由の一つ)ように放送法ではなく、労働法および憲法18条、22条に違反するのではないかということ。

憲法第18条  奴隷的拘束及び苦役からの自由。💦

同22条  職業選択の自由

この件がもし国会で取り上げたら、ほかの芸能事務所も他人事ではない。

 

 

今のところ、以上でしょうか。

また気がついたことがあったら随時挙げますが、スマスマの件はもう少し様子を見てから判断したいと思います。

 

ここまで読んで、SMAPの行く末がますます心配になったとしたら、ごめんなさい。

私もその一人ですが、何かにつけ嵐と比較されるのも疲れたし、嵐とSMAP両方好きという人も多いので、ともに活躍できるよう、うまくマネジメントしてほしいなと思います。

櫻井くんのパパもいいかげん迷惑しているのでは?